2020年の東京五輪・パラリンピックエンブレムの
新デザイン案が決定しましたね!
A案の「組市松紋」を考案したのは、
アートディレクターの野老朝雄(ところあさお)氏です。
応募総数14599点のデザイン案から
4案に絞られたところから、
最終案が決定するまでについて調べてみたいと思います。
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五輪新エンブレムデザイン(野老朝雄)の選考理由は?
(画像引用:http://www.yomiuri.co.jp/feature/TO000299/20160408-OYT1T50165.html)
いよいよ2020年東京五輪エンブレムが
4月25日、A案に決まりましたよね!
A案をデザインしたのはアートディレクターの
野老朝雄氏です。
(画像引用:http://mainichi.jp/graphs/20160425/hpj/00m/040/006000g/1)
野老朝雄氏がエンブレムデザインに
応募した動機については、
自分はアスリートにはなれないけれど、
金メダルを作ることに関わりたいと思ったからだそうです。
1998年長野冬季五輪のメダルは、
五輪エンブレムのデザインがメダルに刻まれています。
(画像引用:http://www.kiso.or.jp/info/post-1.html)
野老朝雄氏は子供の頃からオリンピックに対して
憧れをもっていたようですね!
2020年五輪エンブレムデザイン案は、
昨年七月に最初のエンブレム案が発表されましたよね。
アートディレクターの佐野研二郎氏の作品に決定したものの、
9月にエンブレムのデザイン案は白紙撤回されました。
そこで新たにエンブレム選定委員会を作って、
今度は一エンブレムのデザイン案を
一般から募集することになりました。
そして応募総数14599点もの作品が集まったのですね。
これほど多くの作品から、
まず4案に絞り込みます。
どうやってエンブレム選考委員は
応募したエンブレムの選考をしていったのか知りたいですよね!
野老朝雄氏についてのプロフィールや
作品について、▼こちらから確認できます。
東京五輪新エンブレム作者は野老朝雄!経歴や出身大学を調査! |
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五輪新エンブレムデザイン選考の裏話とは?
(画像引用:http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160426/ddm/001/050/161000c)
一般公募の14599作品から4案に決定するには、
まず応募要項の条件を満たしているかというとことから、
選んでいったそうです。
次に、エンブレム選定委員会のメンバーのデザイナーや、
外部のデザイン専門家に見てもらい、
デザイン的に優れているものを中心に
絞り込んでいったそうです。
この時にかなり熱い議論がかわされて、
ときにはもみ合いになりそうな場面もあったといいます。
エンブレム選定委員はデザインやスポーツなどの
業界関係者で構成されているので、
自分の専門分野にみあったデザイン案を
推したくなるのも当然だと思います。
また公平な選定をするために、
一般からも意見を求めて、ネットなどから
4万件もの意見を参考にしているといいます。
国民の意見も反映させて、
公平に判断をすることに務めたのですね。
ときどき選定状況を公開して、
エンブレム選定で不透明さを出さないようにも
気をつけたといいます。
こうして最終的に4案に絞りこまれたのが、
テレビでも公開していた作品ですよね。
(画像引用:http://www.asahi.com/special/timeline/tokyo2020emblem/)
4案に候補が決まっても、
作者名を明かさない方向で選定が進んだといいます。
知り合いの名前がもしもあったら、
ひいきして投票してしまうことを防ぎ、
選定を公平に行うためなのですね。
どの作品を選ぼうかといろいろと迷うなかで、
選定委員のメンバーの王貞治が、
「エンブレムのデザイン案を自信を持って決めていこう。」と
意見を出したそうですね。
選考委員のメンバーだった元テニスプレーヤーの杉山愛は、
最終的にどの作品に決定されるか、
誰も予想できなかったと話しています。
25日に投票をする会場についてもまだ悩んでいたのですが、
4万人の国民の意見をまとめた資料に
目を通した時にようやく決めることができたといいます。
エンブレム選定では
投票用紙が1票ずつ配られて投票を行いますが、
選定委員21名のなか過半数を超えないと
決定できないというルールだったのですね。
ところが1回めにA案が13票と過半数を超えたので、
すぐに決まったのだそうですね!
A案のデザインに決定したポイントは?
(画像引用:http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa201401/detail/1349019.htm)
A案の「組市松紋」に決定したポイントがあるといいます。
東京五輪はすべての人に関わるイベントなので、
自分のエンブレムであると思ってもらえること。
また、2020年に向けて気持ちを高めて、
盛り上がりが出せるかということが重要だったそうですね。
これから東京オリンピックのグッズや動画の展開ができるかという点も
選考理由の一つになっていたといいます。
まとめ
ようやく決定した東京五輪エンブレムですね!
A案が選ばれた以上、
広く国民に親しまれるエンブレムデザインと
なればいいですよね!
最初にA案に決定した時は
以外に思っていましたね!
東京五輪で世界の民族が輪になって
つながり平和になってほしいという願いを込めたのだそうですね。
野老朝雄氏がどういう想いをもって
エンブレムをデザインしたかという経緯がわかると、
愛着が湧いてくるように思います。
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