介護保険の認定を受けてからの流れは?ケアマネの選び方について!

私の母が介護保険の認定を受けたあとに結果が戻ってきたのですが、その後の介護サービスの手続の流れについてまとめてみました。

また「要介護」と認定を受けた後に、今後介護サービスを利用するためのケアマネの選び方についても調べてみました。

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介護保険の認定を受けてからの流れは?

最近母の物忘れが多くなってきたので、病院で検査したところアルツハイマー型認知症という診断をもらいました。

母が預金通帳などを自宅でなくしてしまったので、すったもんだしたのも遠い昔のようですが…つい最近のことなんですね(笑)

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と笑い話ではすまないのは、母は一人暮らしなのでなんとか手を打たなければならないと思いました。

それで、いろいろと調べて介護サービスを受けたほうが良いのではと、介護保険の申請を行ったのですね!

そこで、母親が住んでいる地域の包括センターに行って、介護保険の申請を代行してもらいましたよ!

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介護申請をしてから、1ヶ月半から2ヶ月くらいで結果が通知されるというので、待っていたところ、およそ1ヶ月で結果が帰ってきました。

意外に早く結果がわかったのでよかったのですが、介護保険の結果通知書の認定結果は「要介護1」と書いてありました。

認定調査のときにに家に来てくれた方が「おそらく介護1になるでしょう。」と事前に言われていたのでおおかた予想はついていたのですね。

ですが、母の判定結果にはやはり動揺してしまったけれど、これから対処していかなければならないので、あとは前進あるのみですね!

 

介護認定審査で審査判定された結果についてですが、要介護の程度には1〜5までの段階があるのですね。

一番軽いのが「1」で、重い方は「5」になります。

要介護と認定された場合は、介護保険の介護サービス(介護給付)が受けられるようになります。

ちなみに要介護ではなくそれ以前の段階の人は「要支援」といわれており、要支援1から要支援2までの段階があります。

認定調査の審査判定の度合いは以下のような段階になります。

軽い順から「要支援1→要支援2→要介護1→要介護2→要介護3→要介護4→要介護5」と心身の状態によって判定がつくのです。

要支援と認定を受けると、介護保険の介護予防サービス(予防給付)が受けられるのです。

 

「要支援1、要支援2」の区分になると、地域包括センターでケアプランの作成をしてもらいます。

「要介護1〜要介護5」の区分になると、居宅介護支援事業でケアプランの作成をしてもらいます。

また、認定判定の結果が要介護や要支援ではなくて「非該当」と判定された場合は、基本チェックリストを受けて、

介護予防・生活支援サービス事業対象者と判定されます。

この場合、認定結果は、市が行う介護予防や生活支援サービス事業が対象になります。

さて、要介護の認定が母に降りたけれど、ではこの後何をしたら良いのでしょうか?

市役所の介護福祉から届いた封書に入っていた他の書類にも目を通したところ、

今後は「ケアマネジャー」が担当になり、ケアプランを作ってもらうことで介護サービスを受けることができるようになるといいます。

事業者から利用するサービスについて具体的な説明を受けた後に、受けるサービスの契約をします。

そしてようやく作成したケアプラン(介護予防ケアプラン)に基づいてサービスを利用開始することができるのですね!

 

じつはケアマネジャーというのは、指定の介護支援事業所から自分たちで選んで指定しなければならないということですが、説明を読んでもサッパリよくわからないのですね!?

「ああ〜!!よぐわがんね〜〜〜っ!!」

と思わず書類をブン投げてしまいましたw☆

次に何をどうすればよいのか、もっとわかりやすく説明してもらいたいものですよね!?

 

ちなみにケアマネジャーとは?

介護の知識を幅広く持っている専門家です。

介護サービスを利用するときにケアプラン作成など様々な役割を担ってくれます。

 

とここで、これまでお世話になっていた地域包括センターの方が、言っていたことを思い出しました。

母の場合はまだ身の回りのことが自分でできるので、デイサービスに通って人と交流をするのがよいのでは?と提案されました。

そこで、包括センターの方が、母に合っているサービスをこちらの方で提案して選んでしまってもいいですよね?と、言われたことを思い出したのですね。

なにしろ自分で調べてもよくわからないので、最善のプランをこちらに提案してもらったほうが話は早いですよね!?

「そうだっ!包括センターの方を頼ればいいんだな!!」

ということで、すぐに担当者に連絡をして、母に認定結果が届いたことを伝えたのでありました。

こんなわからないときは、やはりプロに聞くのが最も早い手段になるのであります。

介護保険負担割合証が交付される!

私の母の介護認定の通知を受け取ったときに、介護保険被保険者証と介護保険負担割合証が同封されていました。

要支援や要介護認定者、また介護予防・生活支援サービス事業対象者には、利用者負担の割合が記載された「介護保険負担割合証」が発行されます。

負担の割合は、1割または2割になります。

これは介護サービスを利用したときに、サービスにかかった費用の1割・2割を利用者が負担します。

そして残りの8割・9割は介護保険でまかなわれるのですね。

要介護状態の状態に応じて、介護保険からの支給の上限が決まっています。

もしもこの上限を超えてサービスを利用した場合は、超過した分を利用者が負担することになるのですね!

 

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介護保険認定後のケアマネの選び方について!

包括センターの担当者に介護保険の結果を伝えたところ、これからはケアマネジャーを選んで介護サービスを受けるプランを作ってもらう必要があるといわれました。

やはり、ケアマネジャーは自分で選ばないといけないそうですが、これから母にあったサービスが受けられるかどうか見極めることが大事だそうです。

たとえば、デーサービスに通うにしても、病院が併設しているデーサービスの施設だと、「リハビリ」が目的になってしまうので母には必要ではないことなので合わないのです。

母のようにデーサービスを受けたい場合は、当人に適している施設に所属しているケアマネージャーを選ぶといいですよと、包括センターの担当者に教えてもらいました。

 

そこで、包括センターの人がこちらで母に合うように、ケアマネジャーを探してもらうことになりました。

母の場合神経質な面があるので、ケアマネも女性の方が話しやすいだろうと気を使ってくれたのはありがたいことですね。

そこで、ケアマネージャーは探し方がわからないのでおまかせしてしまおうと、包括センターの方にお願いすることになったのでした。

 

その後数時間後に連絡をもらい、いろいろと探してもらったところ、ケアマネジャーを探してもらいました。

なんとも素早い対応をしてくれたことに、これは頭が下がる思いですね!

私の家と母の家とちょうど中間にある事業所の女性ケアマネジャーを紹介してもらいましたヨ。

これからは包括センターの方がケアマネに引き継ぎをするので、一度母と会って今後のことを話し合うところまで決まったのでした。

介護認定の結果を受けた後に何をしたらよいか困ってしまいました…

そこで、包括センターの方におんぶにだっこ状態ではありましたが、ケアマネジャーの担当の方をスムーズに決めることができたのはなによりもありがたかったですね!

 

介護保険のサービス

介護保険のサービスは、在宅で生活をしながら利用できる在宅サービス、

施設に入所して利用する施設サービス、地域の特性に合わせた地域密着型サービスを利用することができます。

【デイサービス(通所介護)】[要介護1〜5]

デイサービスでは、食事や入浴、機能訓練などの支援が日帰りで受けることができます。

要支援1・2の人は、介護予防・生活支援サービス事業の通所型サービスが利用できます。

 

【通所リハビリテーション】[要介護1〜5][要支援1・2]

医療機関などで食事や入浴など支援やリハビリテーションが日帰りで受けられます。

 

【訪問介護 ホームヘルプ】[要介護1〜5]

ホームヘルパーの自宅に着てもらい、入浴や排せつなどの身体介護や調理や洗濯などの生活援助が受けられます。

要支援1・2の人は、介護予防・生活支援サービス事業の通所型サービスが利用できます。

 

【訪問入浴介護】[要介護1〜5]

移動入浴車で介護職員と看護職員に訪問してもらい、入浴介護が受けられます。

 

【訪問リハビリテーション】[要介護1〜5][要支援1・2]

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が訪問して、リハビリテーションが受けられます。

 

【訪問看護】[要介護1〜5][要支援1・2]

看護師による療養の世話や診療の補助が受けられます。

その他にも住宅改修支給、福祉用具貸与、特定福祉用具販売、介護施設に通所するなどの地域密着型サービス、介護老人福祉施設などの施設サービスがあります。

これらサービスによっては、食費や居住費用、日常生活費などが別途かかるようになるのですね。[全額自己負担]

 

まとめてみると

介護申請を受けるときは、自力で役所の福祉課にいくのもいいですが、親の住まいのある地域包括センターに相談に行くのも良い方法だと思います。

私の場合は、地域包括センターの方が親身になってアドバイスを頂けたのが何よりも心強かったですね!

わからないことは質問すればいろいろと親切に教えていただけるので、初めての私でも安心して介護申請を受けることができました。

やはり、わからないことはプロに聞いたほうが早いですね!!

母の場合、一日中家にいる時間が多いから、出かけるにしろ近所の店に買い物に行くことと、私と一緒に病院へ出かけるくらいしか予定がありませんでした。

毎日変化のない暮らしをしていると誰だって退屈だし、認知症の進行も進んでしまう恐れがあります。

もともと母は子どもたちに教えるエレクトーン講師をしていたので、老人ホームに慰問演奏に定期的に行っていました。

今度は逆に母のほうがホームにお世話になってしまうことになりましたね。

もともと社交家で明るい性格の母なので、デーサービスに通うことで刺激のある生活ができるのではないかと思います。

実際にどんな状況になるかは体験しないとわからないですが、人と接して話をすることが一番の療法ではないでしょうか?

私も日々の合間に母の家に行って世話をしているのですが、別居しているので介護にはやはり限界があります。

これからが介護サービスを利用して、一日でも母が快適に暮らしていかれるようにしていきたいと考えています。

これからも介護について、日記を続けていこうと思うので、ご両親の介護をされる方のご参考になればといいかなと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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2 COMMENTS

ちー

こんにちは。超お役立ち情報ですね、ありがとうございます。父はお陰さまでまだ大丈夫なのですがいつ
何時どうなるか判らないので準備(知識)は必要ですよね。お母様エレクトーンをされていたのですね、素敵~
音楽療法というのか音楽はよいと言われてますからホームでそのようなものがあるといいですね。
しず様はご家庭がありお母様の介護もあり大変でしょうが、無理なさらずに。
私もぼちぼちやっていきたいと思います。こちらの情報は脳内メモ(笑)しておきます!
私はもしボケてもあの方の音楽を聞いたら、戻れそうな気がします(爆)

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kiyosuke

ちー様、コメントをいただきましてありがとうございます!
こんにちは、真冬にような寒さが続いて朝起きるのがつらい季節になりましたね(笑)
母の場合、今思えばもっと前から介護のことを真剣に調べておけばよかったと後悔しています。
もっと早く対応していれば、状態はもっと良くなったかもしれないですね。
どんなことでもそうですが、介護の知識は身につけておいたほうがよいです。
うちの場合は、なんとか人に聞きながら一つづつこなしていくのが精一杯ですが、
失敗談をご紹介すれば、これから介護を考えている方の参考になるかと思います(汗)
そういえば、12月12日㈬「FNS歌謡祭」に、今年もあの方が歌いますよ♪♪♪

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