関電ツアー黒部ダム出発コースは?トンネル内の乗り物や電気バスがすごい!

関電(関西電力㈱)が主催するツアーの「黒部ルート見学会」黒部ダム出発コースに参加してきましたヨ!

黒部ダム駅からトンネルを通り、黒部川第4発電所の見学をして欅平(けやきだいら)駅までをレポートしました。

なお、見学コースで乗り継いだ黒部専用の電気バスなどの乗り物についてもご紹介します!

それでは、黒部ダムに向けて出発進行〜〜ッ!!

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関電ツアー黒部ダム出発コースは?

関電(関西電力)主催する「黒部ルート見学会」というツアーの公募があるので、申し込んだところ当選しました♪

この「黒部ルート見学会」の主旨というのは、関電が水力発電事業を理解してもらうために行っているツアーで、参加費はなんと無料というから太っ腹ですね!?

「黒部ルート」というのは、富山県の黒部峡谷鉄道の終点欅平駅から黒部ダム(扇沢)のトンネル区間になります。

この黒部ルートは一般には公開されていないので、今の時点では関電の公募ツアーによる参加しかできません。

しかし、5年後までにトンネル内を整備して一般開放されるというので、欅平駅から黒部ダムまで最短ルートで通ることができます。


(画像引用:関西電力 ⿊部ルート旅⾏商品化にかかる 安全対策(案))

ちなみに、関電の「黒部ルート見学会」にはコースが2通りあります。

黒部ルート見学会のコース

①欅平出発コース(9:20集合 欅平駅〜⿊部川第4水力発電所〜12時50分着 黒部ダム)
②黒部ダム出発コース(10:30集合 黒部ダム駅〜⿊部川第4水力発電所〜14:10着欅平駅)

黒部ルート見学会は公募になるので、抽選となりますから当選倍率が気になりますよね!?

年間を通して当選倍率が約4倍だそうです。

私が参加した9月は、欅平コースが10倍、黒部ダムコースが5.9倍と非常に高倍率のなかの当選だというので、もう人生で運を使い果たしてしまっているかもしれません…(笑)


黒部ルート見学会の期間というのは、毎年5月下旬から11月上旬までです。

なんでそんなに見学する期間が短いのかとうと、立山黒部は豪雪地帯なので公開期間が限られているというのも仕方ないとは思います。

雪の壁の絶景の中を走る立山アルペン黒部ルートの開通は例年4月中旬からというので、冬の期間は人が踏み入れることができないのですね。

2019年は黒部ルート見学会は、土日を日程にいれるなどで、計38回行われますね。

1日に見学できる定員が30名✕2で、1年間におよそ2000名が見学することができるというので、本当に貴重な体験をすることができました。

ということで、黒部ダム駅に10時30分に集合なのですが、当日の朝家を出ても到底間に合わないために長野駅に前乗りで繰り出すことになりましたヨ。

新宿まで小田急ロマンスカー号に乗っていきましたが、このMSEの顔はあまり好きではないのですね(汗)

長野行くなら東京駅から新幹線ならば、およそ1時間50分であっという間に着いてしまいます。

それでは面白みがないので、新宿駅からあずさ号E353系でわざわざ遠回りで長野へ向かいます。

道中で美しい中央アルプスの車窓の風景を見ることもなく、ずっと爆睡(笑)

じつは、前日に映画「記憶にございません!」の舞台挨拶を日比谷まで見に行ったので、疲れがでてしまったのであります…。

 

「まつもと〜、まつもと〜!」女性のアナウンスが構内に響きます。

松本駅で乗り換えて、特急ワイドビューしなので向かいます。

乗車していた時刻は夕刻を過ぎていたので、車窓を見ても真っ黒なので、あまり面白いものではありませんでしたね。

ただし、日本3大車窓と言われるJR姥捨駅からの夜景は素晴らしかったですね!

翌朝、長野駅前からアルプス山系をみると雲がかかることもなく、良い天気に恵まれたようです。

そして朝から慌ただしい一日がはじまったのでありました。

10時30分までに集合場所の扇沢駅につけばいいのですが、どうせなら黒部ダムを見たいのですね。

今回参加した黒部ルートは片道だけなので、黒部ダムには戻ってこられないのですね。

長野駅からアルピコ交通のバスに乗って扇沢駅まで行く方法があるのですが、始発時刻が7時50分からです。

終点の扇沢駅に着くのが9時25分なのですが、扇沢駅から電気バスに乗り換えて黒部ダムに向かいます。

扇町駅でわずか5分の乗り換え時間で、もしも9時30分発の電気バスに乗れば、黒部ダムの見学ができるのですね!

電気バスの所要時間がおよそ16分間なので、10時30分の集合時刻まで余裕ができます。

 

でも、アルピコバスが遅れて扇沢駅に到着すると、電気バスの出発が次の10時になってしまうので黒部ダムを見ている時間がなくなってしまいます…。

アルピコバスの始発時間が遅いというところまで考えていなかったので、長野駅から出発する方法はよくなかったのかもしれません。

 

それならば、JR信濃大町駅から扇沢線に乗って扇沢駅に行く方法なら、始発が6時台からあるので余裕が持てましたね。

バスの乗り継ぎのところまで想定できてなかったと、今回の旅の言い出しっぺをした鉄道の師匠が嘆いていました(笑)

 

アルピコバスで他に移動方法がないのか聞いたところ、タクシーを使うしかないと言われました…長野駅から扇沢駅までタクシーで約18,900円もかかるらしいです。

さすがにタクシー代を2万円近くも使いたくはないです(汗)

 

あとはアルピコバスが時間に遅れなければいいので、もうここからは神頼みしかありません。

ということで、アルピコバスの停車場のある長野駅東口へ向かったのでありました。

バス停では、山歩き用に装備した乗客が大勢並んでいましたね。

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関電ツアーのトンネル内の乗り物や電気バスがすごい!

扇町駅から電気バスで黒部ダムへ

長野駅から出発して扇町駅を目指していたのですが、平日の朝のラッシュアワーと道路工事で途中渋滞になったりとやきもきしてしまいましたね。

そして何よりも肝を冷やしたのは、バスの目前をニホンザルが悠々と道路を横切っていくではありませんか!?

思いがけない猿君の出現にテンパっていたので、↑猿君は残念ながら写っておりません(笑)

 

アルピコバスはその後順調に走り出していき、景色も山深く様変わりしてきました。

途中で、ダムをみつけましたヨ。

黒部ダムはもっと大きいから、だんだんワクワクしてきましたね!

そしてバスは扇町駅に到着したのでありました。予定時刻よりも10分も速い到着に驚いてしまいましたね!

扇沢から黒部ダムまでの電気バスの切符です、料金はおとな1,540円でした。

扇町駅のバスのりばに行くと、既に大勢の旅行客が並んでましたね。

バスに乗っていると扇町駅の近くに有料駐車場がいくつか見えたのでした。

おそらくマイカーで駐車場に停めて電気バスに乗る人達も多いのだと思います。

今回黒部ルートは片道しか行かないため、扇町駅には戻ってこれません。

荷物も預かる場所がないので、リュックに入れて背負っているのでかなり重たいですね。

もっとリュックの荷物を減らして軽くすればよかったと、このあと後悔することになったのであります。

 

ふと待合室をながめていると、石原裕次郎の記念プレートがありました。

映画「黒部の太陽」に三船敏郎、石原裕次郎が出演しているのですね。

この映画は実際の話をモデルに描いているのですが、戦後に関西の電力不足を補うために関電が黒部峡谷に発電所を建設することになったのですね。

黒部川第4発電所を建築するために、建築資材を運ぶのにトンネルを掘ることになったのです。

 

ですが、破砕帯(はさいたい)という地帯に突入をすると、水分を多量に含む岩盤が崩れやすくなっていて、工事がたいへん難航したそうです。

人間と大自然との戦いの末にトンネルはようやく貫通して、大町トンネル(元関電トンネル)の完成を遂げたのですね。

まさに、日本の建築史に残る一大工事が行われたのです。

 

黒部ルート見学前に宿題として師匠に渡された黒部の太陽と、プロジェクトXを事前に見てきました(笑)

プロジェクトXはトンネル工事を行った人々を取材しているので、どれほど工事が難航したのかよくわかりましたね!

 

黒部ルート見学をするなら、2つとも見てから行ったほうがおすすめです!

おかげて黒部ダムを見ている間は、中島みゆきの「地上の星」が脳内再生をしていましたヨ…。

ということでせっかくですから、ミュージック スターティン!!(笑)

地上の星 / 中島みゆき



えっと、どこまでお話したでしょうか(笑)

あっそうそう、扇沢駅には黒部ダムのライブカメラが見れるようになっていました。

どうやら、ダムの放流が見れるみたいですね!

ということで駅の改札を通り、扇沢駅から電気バスに乗りましたヨ。

バス乗り場には既にバスが数台待機しており、バスに乗り込んだのでした。

関電バスというと↓「トロリーバス」が走っていましたが、昨年2018年に引退して2019年4月から電気バスに新しく変わったそうです。

長野県大町市の扇沢と富山県中新川郡立山町の黒部ダムの間にある関電トンネルを走っているのですが、付近の環境保全のために排気ガスの出ない電気バスが採用されたそうです。

私が乗ったバスは電気バスで、新型バスに乗ることができたのですね。

電気バスの車内は普通のバスと同じですが、電車のように屋根にパンタグラフがついており、蓄電池に充電をして走るのですね。

関電トンネル電気バスは、扇沢から黒部ダムまでの6.1kmの距離を16分で走ります。

トンネルの天井あたりに電線が走っているのですが、バスのパンタグラフが伸びて電気を取り込みます。

途中に青くライティングをしている箇所があったのですが、この場所が破砕帯といって、トンネル工事の時に難航した場所になります。

破砕帯は、アルプス山系の水分を多く含んだ土がもろく崩れやすくなっていたため、トンネルを掘っていると崩れてしまうので非常に危険な工事となったそうです。

破砕帯からは大量の冷水が吹き出してくるため、作業をする人たちの苦労は想像できないくらい大変だったことでしょうか!

 

破砕帯を通る時に、壁面から水が流れている箇所をみたのですが、あえて水を流して演出をしているのだとか。

トンネルの黄色い看板がある箇所が、黒部ダム側と扇沢側の両方から掘ってトンネルが貫通した箇所です。

黒部の太陽では石原裕次郎が削岩機で岩盤を削っていると、ついに突き抜けて向こう側から空気が流れてきたところですね!

事前に映画とプロジェクトXで予習をしていたので、当時の人が苦労して掘った黒部ルートをかみしめながら通ったのでした。

あっという間に黒部ダム駅に到着しました。

8時45分に黒部ダム駅に到着しましたヨ!

これで黒部ダムの見学をする時間が確保できたのですね!

黒部駅の構内の様子ですが、人の数はまばらでしたね!黒部ダムの方に行っているのでしょうね。

黒部駅の改札口ですが有人改札なんですね、この時間はまだ閉鎖されてましたね。

それでは念願の黒部ダムを見に行ってみようと思います。

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黒部ダムを見てみた感想は?

黒部ダムを見るには駅から階段を登って上に上がらなければなりません。

階段の数は220段もありますよ!?

普段駅のホームの階段の上り下りをしているので、足腰に自信があると思いきや100段目にして既に息が上がってしまいました(笑)

階段の踊り場には「黒部の太陽」に登場した破砕帯の美味しい湧き水だそうです。

冷たい湧き水を飲み干すと、残り半分以上ある階段を黙々と登っていきました…。

頂上まであと10段というところで、すっかりバテてしまい太ももが上に上がらない始末ですね(笑)

やっとの思いで階段を上りきって、目前の黒部ダムの風景を目にすると言葉を失うほど圧倒されました。

黒部ダムは深い青緑色の水をたたえており、放水をしていましたヨ!

ダムの総貯水量は2億トンですが、どのくらいの量があるのかまったくもって想像つきません。

 

黒部ダムはアーチ式ドーム中央超流型のコンクリート造りになっています。

最大出力は335,000KWあります。

ダムの高さは186mと現在日本一となっています。

巨大ダムの完成によって、関西の深刻な電力不足を解消することができたのですね!

カメラのファインダーをのぞいても、黒部ダムの大きさはわかりません。

ということで、スマホのパノラマで撮影してみましたヨ!

写真では目前のパノラマ風景の迫力はとうてい伝えきれませんが、220段の階段を登ったかいがありましたヨ(笑)

 

展望台ではお土産屋さんがありましたが、中島みゆきの地上の星を流していましたヨ。

ダム展望台から外階段を少し下って見ましたが、足元を見ると谷底が見えるので結構怖かったですね!

大迫力の放水の模様を見ることができましたね!

黒部ダムの展望台休憩所です↓、後ろにそびえる巨大な壁が迫っていて迫力満点ですね!

だ無の向こう側には断崖絶壁がそびえる立山連峰の山々が目前に迫っているのですが、急斜面を地滑りしている様子がわかります。

外階段を下りる時に谷底まで丸見えなので、あまりの恐怖のために下までおりられなかったのですね。

黒部ダム建築の時に、資材を運搬した巨大なバケットが残されていました。

自動車と比べてみると、バケットの大きさがどのくらいの大きさなのかわかります。

黒部ダムの大迫力の放水も見られたところで、そろそろ集合時刻が近づいてきたので、戻ることにしましたよ。

 

黒部ダムのお土産は?

途中駅まで戻る前に、売店でお土産を買いました。

黒部ダムのマスコットキャラクターの「黒にょん」です。

黒にょんは工事に憧れていて、ヘルメットとシャベルを身に着けています。

これから見学をするので荷物を増やしたくなかったので、小物だけ買ってみました。

左は長野駅で買った長野県のゆるきゃら「アルクマ」ですが、右は黒部ダム安全第一と書かれた黄色いヘルメットの巾着で中にキャンディーが入っていました。

黒部ダム工事に使われたツルハシ、シャベル、白いヘルメットのキーホルダーです。

1個400円くらいでしたね。

左は扇沢駅で買った関電バスのキーホルダー、右側はハサイダーというサイダーの形をしたキーホルダーです。

ハサイダーは信濃大町のご当地サイダーで、破砕帯から湧き出す天然水から作られているそうです。

ハサイダーも飲んでみたかったのですが、これから黒部ルート見学ツアーなのでトイレが心配なので水分補給は控えるために我慢です。

220段の階段を降りる時に、これから黒部ダムを見に行くお客さんが階段を登っていくのですが、私のようにゼーゼー言いながら登っている人は見かけなかったですね(笑)

日頃の運動不足を痛感してしまう大階段でしたが、遊びに行くために足腰を鍛えておいたほうがいいですね。

 

私的には、この関電トンネルを通るだけでももう感無量なのですが、黒部ルート見学ツアーはこれからはじまるのですね!

ということで、ここまで書いてあまりにも長いので、後編は別のページで書くことにいたします。

黒部ルート見学ツアーの詳細は後編を御覧くださいませ。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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2 COMMENTS

ちー

こんにちは。しず様、あの方のものや、今回のものも含め、運気が
すごいですね。当選する時は続くものですね。黒部ダムはNHKのプロジェクトXが
印象深いですが、ブラタモリでもやっていたんです。ダムの放流が圧巻でした。
タモリさんも絶句してました。お土産(グッズ)に目がいく私。ヘルメット型の巾着はcuteですね。欲しいかも(爆)今日も楽しいレポをありがとうございました。

返信する
シズマル

ちー様、コメントを頂きましてありがとうございました。
関電の水力発電所も見学した時に、ブラタモリの取材に模様やタモリのサインも飾られていました^^
ツアーは片道を移動するため荷物を持っていかないといけなかったので、かさばるようなお土産は買えなかったのが残念ですね(笑)
黒部ダムの工事について事前に調べていたので、当時の人々が大自然と闘って完成できた黒部ダムに実際に訪れたときはとても感動的でした。
大変貴重な体験ができたことが、何よりも良かったです♪

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