黒部ルートの見学会2023年に当選したヨ!欅平出発コースのレポート

黒部ルート見学2023

黒部ルートの見学会2023年に行って来たヨ!欅平出発コースをレポート!
関西電力黒部ルートの公募見学会2023年に当選したので行って来ました!
・欅平(けやきだいら)出発コースで乗車した乗り物について、また黒部ダム出発コースとの違いについてレポート。
・2024年度から予定される「黒部宇奈月キャニオンルート」について、関電社員の方から耳寄りな情報をゲットしました!
それでは宇奈月温泉駅に向けて出発進行〜!!


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黒部ルートの見学会2023年へ!欅平コース出発コースに当選!応募倍率は?

関西電力の黒部ルート2023年に当選したので、富山県にある黒部ダムへ行って来ました。
「黒部ルート」とは、関西電力が黒部奥山において電気事業運営のための資材などを運搬する輸送設備です。
欅平から黒部ダムまでをトロッコ電車などで結ぶ、約18キロの区間です。
黒部ルートは関西電力の公募による見学会で、応募倍率が高くてとても人気があります。
前回2019年9月に黒部ルートの公募に当選して、黒部ダム出発コースに参加しました。
その後コロナ禍のため黒部ルートの見学会が中止となりましたが、3年ぶりに見学会は復活したそうです。
2023年黒部ルートの当選倍率を関電社員の案内人の方にきいたところ、なんと倍率は13.6倍あったそうです!?
黒部ルート見学会2023年
ちなみに平均倍率を聞いてみるとおよそ8倍というから、まさに幸運としか思えないです。
私が4年前の9月に黒部ルートに参加したことがあるのですが、欅平コースが10倍、黒部ダムコースが5.9倍でした。
コロナ禍のため2年休止期間があったため、見学会が再開したら倍率も上がり人気の公募見学コースとなったのですね!
私が参加する欅平出発コースは、集合時間が朝7時40分で黒部峡谷鉄道宇奈月駅になります。
そこで、宇奈月温泉に前泊して当日の見学会に備えましたよ。
東京駅から北陸新幹線はくたか号に乗り、黒部宇奈月温泉駅で下車したところ、東京に比べて富山の暑さといったら体感で体温くらいあったと思います。
富山地方鉄道の新黒部駅のホームは団体ツアーのお客でごった返しとなり、あまりの暑さで気が遠くなりそうでした。
10030系
乗車した10030系は元京阪の3000系で、真っ赤なフカフカのシートに揺られながら宇奈月温泉駅に到着。
今回楽天トラベルで予約をしたホテルが電車が見える特等席の部屋だったので、こちらも大変ラッキーでした。

欅平から黒部ダムまでの見学レポートは?

トロッコ電車で宇奈月駅〜欅平駅まで絶景を堪能する
明朝7時40分のところ、10分も遅刻して宇奈月駅のロビーに集合。
駅前に宿泊したからと安心していたら、みごとに集合時間を間違えていました。
団体行動なのだから時間厳守は当たり前だと猛省・・
当日参加者は、公的証明書を見せて本人確認ののち、手回り品に危険物がないかチェックをします。
ツアーにはアルソックの警備員の方も来ており、金属探知機でチェックをしていたから厳重なのですね。
ダム関連施設や輸送経路を通るため、安全第一が肝心ですよね。
案内人の指示により、グループ別に別れて黒部峡谷鉄道の宇奈月駅を出発しました。
まず最初に乗車するのがトロッコ電車です。
私たちは、窓のあるリラックス客車に乗りましたよ。
宇奈月温泉でももいろクローバーZのライブを行ったことがあるそうで、私が乗車した客車にはメンバーのあーりんこと佐々木彩夏さんの直筆サインがありました!
今年も宇奈月ダムでももクロのメンバーのカラーを模したライトアップ会が行われて、ファンの方が大勢訪れたそうです。
以前黒部ダムへ来た時には、オープンタイプのベンチ式の普通客車に乗りました。
この画像のトロッコは荷物が積まれていますが、乗客を載せるときはベンチシートになっています。
絶景が楽しめて開放感があるのは良いのですが、1時間以上背もたれのない座席に座っているのはなかなか大変でしたから。
友人らと交代で車窓の風景を撮影して、黒部川流域の美し風景を存分に楽しんだのでした。
ちなみに宇奈月駅から出発する場合は、右側は黒部川に面しているため座席は右側がお勧めです。
欅平駅近くになると左側が川に面しているので車窓の風景を楽しむことができます。
トロッコ電車は車内放送が流れて見どころを紹介してくれるので、シャッターチャンスが狙えるのはよかったですね!
なんと沿線案内放送は女優の室井滋さん、富山出身の俳優さんでナレーションを聞いてとても楽しかったです。
古城かと思いきや新柳河原発電所です、風景に溶け込むような建物のデザインには感動ですね!
黒薙駅にある後曳き(あとびき)橋は高さ60mの陸橋があります。
あまりの高さに、おもわず後退りしてしまうことからなづけられたといいます。
トロッコ列車にゆられている途中で、数頭の日本猿の親子を見ることができました。
他にも動物がいないだろうかと森林の中を目を凝らしていたら、なんと野生の鹿が2頭見ることができました。
そのうちの鹿の1頭はこちらを見ていたから、トロッコ電車が通るのが慣れているのでしょうね。
以前黒部ダムに車で行った時に、扇沢駅の近くで走る車の前を何物かが横切ったのですが、なんと日本カモシカだったので野生の動物が多く生息しているのですね。
黒部川やダム湖の美しいエメラルドグリーンの色は、非常に清澄で透明度が高いことと、石灰岩を多く含むことや光の相互作用によるものです。
猫又駅の手前に来ると、黒部川第二発電所が見えました。
さて、トロッコ列車は宇奈月温泉駅を出発しておよそ1時間15分で欅平駅に到着。
いよいよこれより黒部ルートの見学区間に入ります!
黒部ルートの見学区間や乗り物について
参加者はヘルメットを被って、次は工事用トロッコでGO!
欅平駅に到着すると、一人ずつヘルメットを渡されました。
白いキャップを下に被ってから、ヘルメットを着用するのですが、慣れない被り物なので変な感じです。
一緒に行った友人は普段仕事で被っているので違和感はないと言うことですが、私は後で痛い目に‥
見学会であらかじめに配られた参加者章は色別シールがはられており、シールの色ごとにグループに別れて、今度は関西電力黒部専用鉄道の工事用トロッコに乗ります。
地上からトンネルの中に入っていきますが、これからはずっとトンネルの中を進んでいくのですね!
工事用トロッコ電車は、わずか3分ほどで距離は約500mを移動していきます。一度スイッチバックして欅平下部駅に到着。
駅といっても降車するための足場がないので、関西電力の方が車両の出口に踏み台を置いてくれました。
地面はコンクリート製ですが、濡れていてトンネル内は足場が悪いのでしっかりした靴を履いたほうがいいと思いました。
私は専用の登山靴はないので、普段履いているスニーカーに軽装でしたが、山に行くならある程度備えたほうがいいかなと今回散開して思いました。
カメラをもっていて手元を見ながら歩いていたので、線路に横にあったポイントの突起にに向こうずねを思い切りぶつけてしまいました。
もはや靴では対処できない箇所だったので、トンネル構内は薄暗いため足元に注意して歩いたほうがいいですね。
向こう脛の激痛に足を引きずりながら、次に乗るのは竪坑エレベーターです。

竪坑エレベーターで高さ200mを一気に上昇

次に乗る乗り物はエレベーターです。
竪坑エレベーターといって、仙人ダム建設のために作られた資材運搬用のエレベーターで昭和14年建設。
ということは84年前に作られたエレベーターですか!?
竪坑エレベーターのドアは、観音開きではなく上下に開閉するドアで床に線路が敷かれていました。
これは台車ごとエレベーターに乗せることができるので、非常に珍しいですね!
竪坑エレベーターは積載4500kg、定員36人の人荷用エレベーターです。
黒部ルートの参加者数が今回27名、ガイド2名なので、一度に乗ることができました。
エレベーターのドアが上から下に下がって閉まり、一気に高さ200mを上昇します。
ドアの上部に今どのくらい上昇しているのかランプで表示されるのを見ていないと、上昇している感覚はあまり感じられなかったですね!
耳が痛くなることもなく、かすかに揺れを感じる程度でした。
窓がなりので上昇する景色が見えないと、200メートルという高さな実感少ないけれど、およそ地上40階の高層ビルというところでしょうか?
前日に、宇奈月温泉周辺を散策をして旧山彦橋という吊り橋を見かけたのですが、高さが約40メートルあって、下を見ると怖くて途中までしか渡れませんでした。高さ200mというとその5倍もあるので想像するだけで足がすくみますね。
およそ2分間かけて200メートルを上昇すると、エレベーターのドアが上に開いて降りることができました。
現在の標高は800mですが表示しかないから、高いところに来ている実感がわかないです。
竪坑エレベーターの隣は、人員用エレベーターがあります。
もしも竪坑エレベーターが途中で止まった場合は、人員用エレベーターに乗り移って移動するそうですが、止まらないでほしいものです。
上部専用起動車に乗って高熱隧道を通過する
竪坑エレベーターを降りると、欅平上部から徒歩で竪坑展望台へ向かいます。
竪坑展望台は、目前に1,543mの奥鐘山(おくがねざん)がそびえ、富山県と長野県の県境に位置します。
立山黒部アルペンルートの一部として有名で、白馬三山の一峰・白馬鑓ヶ岳などの山々も見られます
前回の黒部ルートで竪坑展望台に来た時は表の柵のところまで出ることができたけれど、鎖で封鎖されて外に出ることができませんでしたね!
今度は専用車両に乗りますよ。
上部専用軌道の欅平上部駅から黒部川第四発電所まで、トンネルの中を走ります。
車両は蓄電式バッテリー駆動車と、耐熱式客車で中はロングシートになっています。
景色が明るいですが、トンネル内は暗くて写真が綺麗に撮れなかったため、これから向かう仙人谷駅で撮影しています。
客車を引くのは凸型の電気機関車で狭いトンネルを走るため運転手は横向きで運転をします。
この後客車に乗り込む際に、乗り口の高さを見ていなかったのでヘルメットがガチっとぶつかって痛い目に遭いました。
上部専用軌道は、仙人谷ダムと水路トンネルを建設するために作られた輸送ルートです。昭和14年建設。
トンネル内が狭いので、客車も小さくて定員10名と身を寄せて座ってもかなり狭い空間になります。
そのため手持ちの荷物はコンパクトに膝の上に乗るサイズが望ましいですね!
出かける前に荷物をまとめる時に、必要最小限にするのに苦労しました。
さて、上部専用軌道は途中に高熱隧道(昔はトンネルのことをずいどうと呼んでいた)といって、高熱地帯を通りますが、現在の温度は約40度くらいです。
当時の掘削工事は、中の温度が100度あったといい、最高166度まで温度が上がったそうです。
サウナ状態の高熱の中で重労働をしていたとは信じられないですね!
今のような消防士が着る耐熱服があるわけでなくないので、ビニールの雨ガッパを着てホースで冷水を体にかけながら作業をおこなったというから、大変過酷な環境だったんですね‥
定員12人乗りの上部専用軌道に乗ると、同上したガイドさんによる解説を聞きながらトンネルを進みます。
窓ガラスには車内から操作できる手動ワイパーがついていて、窓ガラスが曇っても拭くことができます。
途中の高熱地帯を通過する際は、壁面の通気口を開くと生暖かい空気が入り、車内にも硫黄の匂いが充満していました。
トンネルの内壁は当時の素掘りの状態ですが、高熱を防ぐのと見た目を良くするために、コンクリートが壁面に吹き付けてありました。
これは来年から行われる黒部ルートを一般開放するキャニオンルート用に、トンネル内を改装しているのだといいます。
高温を防ぐのはいいとしても、当時の工事状況がわかる素掘りを隠してしまうのはもったいないような気がします。
また、来年の観光用客車として、ガラス張りの新しい車両に替えるそうです。
そのため、今年の黒部ルートで上部専用軌道の車両はもう乗れなくなってしまいます。
これで見納めになるというのはさみしいものです‥
当時のままの車両の方が、たとえ狭くても私はいいと思いますが、観光用となると見栄えや安全面も配慮しなくてはならないから仕方がないのでしょうか。
上部専用軌道は仙人谷駅に到着し、駅に降りることができました。
仙人谷駅は、トンネルの外で高い陸橋の上にあります。
両側は窓がないところがあるので、階下の景色をみることができますがあまりの高さで足がすくんでしまいました‥
正面には仙人谷ダムがそびえ立ち、そのスケール感に圧倒されます。
「ここからスマホや物を落としても回収不能となるので注意してください。」と前回のツアーで言われたことを思い出しました。
木の床の隙間から下を覗くと、下方の鉄骨が見えるのですが、高いところにあるというだけでやはり怖いですね。
冬場は雪崩もあって、ところどころ鉄板が変形している箇所があるというから、高い陸橋の上にも影響を受けてしまうのは驚きました。
冬季は線路を外して、鉄板で閉めてしまうというから立山黒部の冬山は過酷です。

くろよんダムを見学する

黒部ルート見学2023

上記専用軌道は6.5km、約32分の旅を終えて黒部川第四発電所を見学します。
黒部川第四発電所は通称「くろよん」といわれています。
黒部川第四発電所は、国立公園内にあるため、自然環境を大切にするために施設を地下に建設しています。
また、積雪や雪崩など冬場の厳しい自然条件から施設を守るためでもあるそうです。昭和38年に建設。
発電機は灯りが点灯している3機が運転中でした。
天井がとても高く上部にリフトがついているので、資材を持ち上げるために天井を高くしているのですね。
展示してあるペルトン水車は溶接していない一枚ものでつくられており、羽の内側を触ってもみると凸凹と傷がついていました。
これは高低差を利用して水が流れてくる時に空気や不要物がものすごい力で鉄板にぶつかった時の傷だと言います。
発電所や制御室は無人で、閑散としていましたね!
その後会議室に通されて、黒部ルート立山連峰の模型が展示してありました。
案内人の方が説明を始めると、自動で巨大な模型が動いたので驚く方もいました。
私は前回もここで見学をしているため、ネタバレしているので黙ってみていました。
前回に来た黒部ルートでは会議室で持参した昼食をとり、室内を見学できる時間があったのですが、今回は説明を少ししただけで発電所を後にしました。
また発電所では高速で回転する巨大なシャフトを間近に見学することができたのですが、今回はシャフトの見学はありませんでした。

インクラインで傾斜34度を登ると

くろよん発電所を後に、急斜面を登るインクラインという資材や機材を輸送するために作られた貨物用のケーブルカーに乗車しました。
車内はベンチ状の座席があって、私は窓がある下方側の座席に座りました。
上を見上げると34°という急勾配でレールが伸びており、全長815mを20分かけてゆっくりと上昇します。
窓からしたの景色を見ているとインクラインは上昇していき、乗り場が小さく見えて来ました。
途中で上から降りてくるA台車とすれ違いましたね。
向こう側でも乗客が乗っているので、皆窓から手を振っていましたよ。
インクラインは昭和34年建設。
万が一インクラインが途中で止まった場合は、横にある狭い避難階段を2時間かけて歩いていかないといけないというから、もしものことがあったら大変ですね。
しかし来年から黒部ルートが一般開放されるようになったら、古い設備や乗り物、トンネルを安全に通れるのか安全対策が問われるようになると思います。
関電バスで黒部トンネル内を通り終点の黒部ダムへ
インクラインを降りると標高1325m位置します。
この高さになると、真夏とはいえ気温13度くらいしかないので、上着を来たほうがいいとガイドの方に言われました。
8月で半袖のTシャツという軽装はさすがに冷えたので、持参したウインドブレーカーを羽織りました。
トンネルの天井部は湿気でかすみ、足元が濡れていてじめっとした感触でした。
そして辺りは薄暗く、今までにないくらい肌寒かったです!
見上げてみると、細長い数十センチもある鍾乳石がトンネルの天井から下がっているのが見えました。
暗いトンネルから明るい入り口を目指していくと、トンネルの横穴のひとつであるタル沢横穴に到着しました。
トンネルの出口は柵がついて立ち入りが制限されていましたが、目前に標高2999mの剱岳(つるぎだけ)が見えました。
この山は日本で数少ない氷河が残る場所であり、カメラをズームしたら氷河が見えました!
トンネルの道脇を流れる地下水道を触ってみると、氷のようにつめたかったですね。
じつはわざわざかがむ必要もなくて、壁に柄杓が置いてありました。
タル沢横穴の展望台で、地下水が谷底に流れ落ちていく様子を見ましたが、どのくらいの高さがあるのか草木に隠れてわからなかったです。
そしてタル沢横穴を後に、一行は黒部トンネル内を専用の電気バスに乗車して40分後に黒部ダムに到着しました。
参加者はヘルメットを返却して、一旦集合し人数確認をした後に解散となりました。
黒部ダムに到着した途端に、大粒の雨が降って来たので、慰霊碑だけみて来ました。
慰霊碑は台の上に載っているのですが、積雪で埋まらないように高い場所に置いたのですね。
尊い命が失われたことは悲しいですが、トンネル工事を完成させてダム建設に貢献した工事関係者はまさに勇者です。
黒部ダムを訪れたときは、必ず慰霊碑に参拝してきました。
しっかりダムカレーもいただきましたが、大変美味しゅうございました(笑)
黒部ダムに到着してあまり時間がなかったのと天候が急変したため、黒部ダムのダムカードをもらい損ねてしまったのが残念です。
ただし、宇奈月ダムは前日見学に行ったので、しっかりダムカードをもらえました。
そんな中で私たちは、黒部ダムから関電トンネル電気バスに乗車して扇沢駅に行き、信濃大町までバスに乗って移動しました。
その後特急あずさで帰路についたのでした‥

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黒部ダム出発コースと欅平出発コースの違いは?

↑これは宇奈月駅を出発してから黒部川を渡る山彦橋から見える旧山彦橋です。
旧山彦橋からトロッコ電車が通過するところを撮影できる絶好ポイントですが、高さ40mあるので渡るだけでもスリル満点でした。
今回黒部ルートは欅平出発コースで参加をしましたが、前回4年前は黒部ダム出発コースでした。
欅平出発コースは、欅平から黒部ダムまでの行程で、
黒部ダム出発コースは、黒部ダムから欅平までの行程です。
見学場所は両者とも同じなのですが、所要時間が欅平は約3時間30分、黒部ダム出発コースが役3時間40分と10分長いですね。
ただし、黒部ダム出発コースは、黒部川第4発電所で昼食が取ることが出来るのと、会議室で資料を見学する時間がありました。
そして、同所で発電所の階下に行くと水車と発電機がつながっている高速で回転をするシャフトを見ることができました。
両者のコースの違いというと黒部川第四発電所の見学箇所が少し違うだけですね。
また、集合時間が早いため現地で前泊するなど対策が必要です
ただし、欅平から黒部ダム間の往復ができないので、公共交通機関を利用したほうがいいです。

黒部宇奈月キャニオンルートの料金やツアー内容を調査!

2024年から一般開放される黒部宇奈月キャニオンルートは、今年まで実施される黒部ルートとほぼ同じ行程みたいですね。
気になる旅行代金ですが、ガイドの方にきいたところ、「JTBが旅行ツアーを販売して、2泊3日でおよそ7万円になる。」そうです!?
ただし関電が関係する工事用トロッコ、竪坑エレベーター、上部専用鉄道、インクライン、黒部トンネル専用バスなどの交通機関は、交通費はかかりません。
今回の場合、私は交通費が東京発で一人当たり2万円、宿泊費が宇奈月温泉駅前のホテルで1泊1万円弱でした。
2泊3日のプランだと自宅からの往復交通費と、2泊の宿泊代が別途かかります。
キャニオンルートの旅行代金が7万円くらというのは、現地までの交通費と宿泊代ということなので、乗り物や宿泊先のランクによって旅行代金は変わってくるのでしょう。
黒部ルート内では関西電力が乗り物の運賃を負担したくれたので、交通費は取られませんでした。
旅行代金が高いか安いかというと、トンネル構内の貴重な乗り物に乗車できるという体験をふまえるといかがなものでしょう?

黒部ルートに参加した感想は?

ハサイダー
今回運が良く欅平コースに参加できてよかったです。
今回公募によるツアーは最後ということだったので、思い出深いツアーとなりました。
高熱隧道を通る上部専用軌道車の客車は今年で最後ということだったので、狭いし頭をぶつけて痛い思いをしましたが、降りる時は名残遅かったですね‥
移動中にガイドさんから高熱隧道の工事の苦労話や泡雪崩(ホウなだれ)の話を聞いて、当時のダム建設やトンネル工事の難工事について知りたくなりました。
旅行から帰って来てさっそく吉村昭著の「高熱隧道」を読んでいます。
黒部ルートやダムの見学をするならこれまでの歴史的背景を知っておいてからの方がより理解が深まるのではないかと思います。
ということで、黒部ルートでも飽き足らず、黒部パノラマツアーに参加申し込みをしたので、再び出かけてみようと思いました♫
また楽天トラベルで宇奈月駅前の鉄道が見えるホテルを予約しようっと♫
参加した後にパノラマツアーについてレポートを書きたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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