大人を魅了する児童文学作家の上橋菜穂子(うえはしなほこ)は、
作品の「精霊の守り人」がNHKで綾瀬はるか主演でドラマ化されて、話題になりましたね!
「このドラマはすごく面白いよ!」とママ友たちにも薦められたので、観てみようかなと思います。
そこでこの作品の作者について、ちょいと調べてみようと思います。
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上橋菜穂子の出身高校や大学は?
(画像引用:http://www.asahi.com/shimbun/)
まず上橋菜穂子のプロフィールについて。
1962年7月15日生まれの53歳。
星座はかに座ですね。
出身地は東京都です。
現在は河村学園女子大学教授です。
専攻は文化人類学で、
オーストラリアに居る
先住民のアボリジニ人を研究しているそうです。
(画像引用:http://tourconducter.blog80.fc2.com/)
上橋菜穂子は、子供の頃に
祖母が創作した話を
たくさん聞かせてもらったそうですね。
作家を目指すことになったのも、祖母の影響が大きかったのでしょうね。
女の子なのに当時人気ヒーローの
ウルトラマンや仮面ライダーが好きで、男の子みたいだったそうです。
出身中学は品川にある中高一貫校で私立学校の
香蘭女学校中学校になります。
高校もそのまま
香蘭女学校高等学校に進学をしていますね。
中学時代にイギリスの歴史小説家である、ローズマリー・サトクリフの作品を読んで大変感銘を受けたといいますね。
「太陽の戦士」や「運命の騎士」だそうです。
運命の騎士は児童文学書です。
11世紀ノルマン人が英国を征服していた時代の物語で、2人の騎士が生涯を通して築かれる友情を描いています。
この本との出会いによって、
小説を書きたいという創作意欲が湧いてきたのだそうですね!
高校2年生の文化祭で、自ら原作、脚本を書いて、同じ高校だった女優の片桐はいりと舞台を自主上演をしました。
「双子星座」といタイトルで、西欧の中世時代の悲劇を描いた作品ですね。
片桐はいり(画像引用:https://hizen.nagoya/)
高校生の時に漫画家を目指そうしましたが、結局作家を志望することになったようですね。
出身大学は立教大学文学部史学科出身です。
大学で史学を専攻をしたのは、歴史を学んでおくことで、小説がリアルな世界観が創作できるようになるからだそうです。
大学院では博士課程をとった後に退学していますが、2007年に文学博士を取得しています。
(トップ画像引用:http://news.goo.ne.jp/)
上橋菜穂子の作品について!
上橋菜穂子は、大学で文化人類学の世界を学び、アボリジニの研究のためにオーストラリアまで行っています。
現地小学校では日本文化を教える先生をしながら、学術研究を行っていますね。
この時の経験から作品に影響を与えているのです!
27歳のときに作家デビューをしていますが、オーストラリアで一人の女性に出会ったことが
大きな転機となったのですね。
少数民族のアボリジニ人である女性について、上橋菜穂子は白人に対して敵対心を持っているのだと考えていたようです。
しかしその女性は白人を全く批判をしていなかったのですね。
他の民族の文化を批判することなく、
社会の中で様々な民族が共存していくことを
理想としている考え方を知って非常に驚いたのだそうです。
このような経験を経て小説で描かれる作品は、
善悪を描く単純な物語ではなく、
様々な価値観が色めくファンタジー作品となっています。
これが世界各国で人気の秘密となっているのでしょうね。
徹底的にリアルな描写に描いていることも大人がハマってしまう理由なのかもですね!
学生時代に図書館に毎日のように通いつめて、歴史ものやファンタジー作品を読んでいたそうですね。
さまざまなストーリーや経験が蓄積されて、上橋菜穂子ワールドの作品ができあがったのです!
上橋菜穂子はおもにファンタジー作品が多く、
代表作品は「精霊の守り人」をはじめとする「守り人シリーズ」です。
ジャンルは児童文学で累計350万部を誇るベストセラー本となり、
現在では世界7ヶ国語に翻訳されている人気シリーズですね。
他にも野間児童文芸賞を受賞した作品の「狐笛のかなたに」。
「獣の奏者」シリーズはアニメ化されており、「国際アンデルセン賞」の作家賞を受賞しています。
これは子供の本のノーベル賞と言われる程、たいへん権威のある賞となっていますよ。
2015年「鹿の王」は、
書店員が選ぶ本屋大賞に選ばれています。
(画像引用:http://www.hontai.or.jp/)
この作品は、黒狼病という病気をめぐって、民族間の戦いや、宗教観がもりこまれています。
病気がメインテーマの作品となっています。
この時期に上橋菜穂子の家族が病気になり、看病した経験も活かされているといいます。
ファンタジー作品というと現実にない世界だから、あまり入り込めないという方もいると思います。
しかし上橋菜穂子の作品は徹底的にリアルば世界を描いています。
思わずアフリカで流行したエボラ出血熱を思い出してしまいました。
そういうリアルな作風が、大人もついのめり込んで楽しめる作品なのではないでしょうか。
精霊の守り人の待望の第2作とある「悲しき破壊神 」がいよいよ2017年1月21日㈯よりNHK総合で放映されるので、楽しみですね!
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旦那や子供を調査!
上橋菜穂子は結婚相手の旦那や子供はいるのでしょうか?
いろいろと情報を探したのですが、結婚していないようです。
なので旦那や子供はいなくて現在独身ではないかと思います。
上橋菜穂子の父親は、洋画家の上橋薫です。
1931年生まれで福岡出身ですね。
1949年に示現会に初入選しています。
1957年に日展に入選しており、石川寅治・三上知治・奥瀬英三らで設立した、
具象絵画団も所属しています。
その後ヨーロッパに渡り、フランスのロワール川や古城を描いた作品が1969年に日展に特賞を受賞しています。
「明日は、いずこの空の下」は、上橋菜穂子の旅エッセイです。
表紙は父親である洋画家の上橋薫が表紙の絵を手がけています。
小説では難しいけれど、エッセイで父親の絵を手がけてもらうのが夢だったといいます。
父娘合作の本が出版できるなんて素敵な話ですよね!
上橋菜穂子が、17歳のときに初めて海外旅行に行ったイギリスとフランスや、
大学院のときに訪れた沖縄やオーストラリアなど、物語を描くきっかけとなった旅先でのエッセイですね。
まとめると
ここまで上橋菜穂子について調査しているうちに、
見逃したNHKドラマ「精霊の守り人」を
見たくなりましたネ!
原作も読み比べてみると、いっそう理解が深まり面白くなりそうですね!
上橋菜穂子は作家という夢を叶えている人ですよね。
普通は夢とは届かない理想の世界なので、思い描くだけで終わってしまいますね。
しかし夢のようになれることを思い描いて、少しでも近づけられるために
一歩でも前に進もうと必死に生きていく姿を物語で描かれています。
そんな主人公をみて、中高年のおじさまたちも共感してハマってしまうのですね。
ファンタジー作品というと、非現実的な世界観を描いているので、
あまり読んでいても共感できなかったりします。
しかし、リアリティを追求した上橋菜穂子の作品を読むと、
どう生きて行けばよいのかもがいている主人公と
現実の自分が重なりあう部分に気づいてしまうのです!
まさにドンピシャ!
とあてはまるところが人気となる理由なのだと思います。
私もまずは原作の「精霊の守り人」を読んでみたくなりましたね。
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