日産ヘリテージコレクション座間へ見学に行ってみた!レポ&感想は?

日産自動車の博物館「日産ヘリテージコレクション座間(神奈川県)」へ見学に行ってみたので、レポートや感想を書いています。

日産ヘリテージコレクションの見学や、日産の歴代の名車が多数展示されている場内の様子についてご紹介しますヨ。

それでは〜座間へ向けて出発進行!

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日産ヘリテージコレクション座間へ見学に行ってみた!レポ&感想は?

日産自動車の博物館で見学ができるというので、神奈川県座間市にある日産自動車座間工場の跡地にある「日産ヘリテージコレクション」へ行ってきました。

日産ヘリテージコレクションについて

日産ヘリテージコレクションは、一般公開はしていませんが、予約をすれば見学することができます。
事前にインターネット予約をする必要があります。

申し込み受付後に、見学できるかどうかをメールで連絡をもらえます。

見学時間は、10:00~11:30 (40名まで)と、14:00~15:30 (40名まで)と1日2回行われていますね。

日産自動車座間事業所 日産ヘリテージコレクション

所在地:神奈川県座間市広野台2丁目10−1

電車バスを利用の場合

①小田急線相模大野駅〜南林間駅(小田急江ノ島線)
神奈川中央交通バス「イオンモール 座間」 「相武台前駅」 「小田急相模原駅」行で7分

〜ひばりが丘1丁目(または小松原)より徒歩7分

②相鉄横浜駅(相鉄本線20分)〜さがみ野駅北口
または、海老名駅(相鉄本線7分)〜さがみ野駅北口

〜相鉄バス南林間駅行き10分〜ひばりが丘1丁目(または工場入口)より徒歩7分

 

車を利用の場合

日産ヘリテージの入口は「2地区正門」になります。

正門で見学会に来たことを伝えると、駐車許可証をもらえます。

係員の指示に従って駐車場へ移動します。

日産自動車座間工場の跡地なので、工場内は車で移動しないと遠いですね!

現在工場では自動車は製造してないけれど、リチウム電池などハイブリット車の駆動用バッテリーの製造を行っているそうです。

日産ヘリテージコレクションのある建物ですね、日産社製の自動車でなくても堂々と駐車場へ停められます(笑)

駐車場に車を停めて、ゲストホールの中で案内があるまで待ちますよ。

日産ヘリテージコレクションのゲストホールの様子は?

日産ヘリテージコレクションのゲストホールです。

ゲストホールは予約無しで中に入って、一部展示車両があるので見学することができます。

ゲストホールは、月曜から金曜まで9時から5時までです。

入場と引き換えにスカイラインの缶バッジをもらいましたよ。

入り口を入ると、超小型モビリティ「チョイモビ」がお出迎えしてくれました。

この車どこかで見たことがあるかと思えば、コンビニの配達に使われている小型の自動車ですよね!

一部の展示車両に実際に乗車するができるので、ドアは私が開けたんですね(笑)

調子こいて、両手を上げてバンザイしてみました(爆)

定員2名で最高速度が約80km/h、可能距離約100kmの電気自動車ですが、ちょっと近くまでおでかけというときに便利そうですね!

運転席に座ってみると、思ったよりも座席の空間が広くて快適でした、これマジで欲しい!

集合時刻まで、ゲストホールを見て回りましたよ。

日産ヘリテージコレクションの記念撮影用のボードですね。

ホールには、往年の名車3台が並んでいました。

ダットサン1300バンは1966年(V520形)のモデルで、グレードはデラックス。丸形4灯のヘッドランプが特徴的ですね。

チェリー2ドア デラックスグレードは1970年製で2ドアの豪華仕様です。

車名の「チェリー」は日本らしい桜から命名されています。2ドアの豪華仕様。

サニー1000デラックスは、1966年に発売された初代サニー(B10型)で2ドアセダンのタイプです。

車名の「サニー」は850万通もの応募作の中から選ばれたそうです。

私の親も日産サニーに乗っていましたね、スーパーサルーンでした(笑)

日産自動車座間工場は、1995年まで日産自動車の主力工場として稼働していて、完成車組立工場としての30年の歴史に幕を閉じました。

現在は、座間事業所として電気自動車のバッテリーの開発や生産、店舗の日産カレスト、歴代に日産車の博物館の日産ヘリテージコレクション、さらに工場跡地にイオンモール座間が開業しています。

↓日産自動車は、今までに生産してきた自動車について、歴史を追って順にパネルで紹介していました。

レパード (LEOPARD)は1980年から1999年まで作られた高級車で、CM起用されたのは加山雄三さんです、若いわぁ!

日産自動車の名車コレクションのミニカーですね、カーマニアなら欲しくなるような名車が数々と並んでます。

大正時代のクラシックなスタイルが特徴的な、小型自動車トラックの模型が並んでいます。

こうしてみると、自動車というのは馬車からエンジンをつけて自動車に変わっていったのですね。

日産ヘリテージへ入場をする際に、手荷物はロッカーに預けるので手ぶらで見学をすることができます。

ロッカーの扉には、歴代名車のイラストが描かれていていましたヨ。

もしも、この日産自動車のイラストをまとめた年鑑があれば、私はマジで買いますからね!

ゲストホールの奥には、ゴツいスポーツカーがおいてありましたよ。

この車は「MID4-II」(ミッドフォー)というミッドシップの四輪駆動車(エンジンが車体中央にあるのよ)で、市販された車ではなくて、1985年に東京モーターショーに出展されたコンセプトカーです。

ミッドシップ車といえばトヨタのMR2(エムアールツー)は名車でしたが、日産はミッドフォー車は市販はされませんでした。

「MID4-II」のエンブレムですが、丸みを帯びた英書体がかっこいいですね!

後ろから見たところですが、真ん中に見えるところにエンジンがあります。

ミッドフォーで培われた技術やデザインが、後に世に出るスカイラインGT-R、フェアレディZ、レパード、シルビアなどの名車に応用されたそうです。

と、ここまではまだゲストホールのお話で、本題はこれからになります(汗)

開始時間になったので別室に案内されて、日産ヘリテージの説明を受けました。

ここから来場者を2つのグループに分けて、見学をしていきます。

実は、ミッドフォーの車の横にあるシャッターは、実は保管庫の入口になっていましたヨ。

シャッターがスルスルと上がって行くにつれて、胸がワクワクしてきましたね♪

透明なパテションの向こうには、整然と並んだ自動車が見えましたゾ♪

そして、日産ヘリテージの全貌がついに明らかになりました!

 

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日産ヘリテージコレクションを見学してみた!

日産ヘリテージコレクションの見学コースは、当初2つのグループに分かれて女性の案内係の方から30分くらい構内の説明を受けて、残りの1時間は自由に見て回れるスケジュールでした。

最初は案内係の方が展示車両についてざっと説明をしてくれるので、フリーの時間で自分の好きな場所を見られるという見学コースの設定になっていました。

フロアガイドをみてみると、歴代の日産車が1930年代より2000年代までを順に陳列しており、日産の保管庫では400台保有のうち約300台が展示されています。

市販車の他にも展示車は、

ラリーカー、

日本グランプリ、

スーパーGT、グループC&ル・マンの他、

スーパーシルエットや日産GTR 、

働く車や多目的車までの日産車が展示されていました。

 

300台すべての写真を撮った強者から画像を借りたりしながら(汗)、特に印象深かった車についてご紹介しますね!

ダットサン

ダットサン14型ロードスター1935年式は、日産横浜の新工場で最初に生産された車です。

日本で初めて自動車が大量生産された年なんだそうです。

グリルの上のマスコットはウサギですね!ダット(脱兎)はウサギか駆け抜けるイメージでデザインされたエンブレムです。

たま自動車

たま電気自動車1947年式でエンジンは直流直巻モーター。

たま自動車は東京電気自動車が開発した電気自動車です。

終戦直後の1947(昭和22)年に作られたて、戦後の物資が不足する状況の中でも最高速度35kmの高性能の電気自動車でした。

昭和26年ころまでタクシーなどで重宝されたといいます。

ホイールキャップにはひらがなで「たま」とデザインされていて洒落ていますよね!

今の時代でも走っていたらおしゃれなデザインの車だと思います、カラーリングも素敵ですね。

ダットサンブルーバード

ダットサンブルーバード1600SSクーペは、3代目ダットサンブルーバードの510型です。

実際にボンネットを開けて、エンジンを指導する実演タイムがありました。

こちらもダットサンブルーバード1300ファンシーデラックスで1963年に日本初の女性仕様で作られた特別仕様車の車です。

ウインカーはオルゴールが鳴り、カーテン仕様、サンバイザーにはバニティーミラーがついていて、他にも傘立てやハイヒール立てなどなんと36点も女性のための装備がつけられています。

当時は女性のドライバーな珍しいのに特別仕様車を作るとはすごいですね!

ちなみに私のは、電球を眩しいLEDライトに変えており、流れるウインカーとドアミラーを自動開閉できるように変えています。

他にも、まるで高級車のようなデカイ音がする不釣り合いなクラクションや、真紅の(ビニール製の)シートにカーテン仕様、前後にカメラを3台無駄に搭載しているセコハン車です…

最近ようやく、愛着がわいてきました(大笑)

 

歴史的な価値の高い名車が続々と!?

お次の車は、ドアには東京オリンピックのマークが付いた黒塗りの車は、セドリックスペシャルで年式は1964年です。

昭和39年に開催された東京オリンピックのときに、聖火搬送車として使用された貴重な車です。

プリンスセダンで、年式は1954年です。

1954年に東京モーターショーで出品されたときに、皇太子(現天皇陛下)の目に止まり購入された車で、当時愛用されたそうです。

バイオレット1979年、サファリラリー総合優勝車です。

1977年(昭和52年)にオーストラリアで開催された、第12回サザンクロスラリーに出場して(ダットサン160Jでエントリー)見事優勝を果たしています。

ダットサンブルーバードU 、1800SSS、年式は1973年。

ブルーバードシリーズの4代目で、アフリカサファリラリーに挑戦して総合2位似入賞しており、「ラリーの日産」と知られるようになりました。

石原裕次郎主演映画「栄光への5000キロ」は、日産自動車とタイアップをした作品です。


栄光への5000キロ ダットサン ブルーバード 1600SSS

当時の映画のキャストが書かれたパンフレットですね!

プロレーサーの石原裕次郎、恋人でファッションデザイナーの浅丘ルリ子、日産自動車常務は三船敏郎、日産自動車特殊実験課長は仲代達矢、ラリーチーム監督は伊丹十三などそうそうたるメンバーが名を連ねています。

展示場に一角に並ぶスポーツカーは日産GTRです。

右側にある金ピカのは2013年のGT−Rです。

俊足アスリートのウサインボルトさんが、1台所有しているそうですが、実はチャリティーオークションに出品して、18万7100ドルで落札(約1852万円)されたそうです。

展示車にはボンネットにボルトさんのサインが書かれていました。

ウサイン・ボルトさんは、12/21(土)に開かれる、代々木の新国立競技場のオープニングイベントにゲスト出演してトラックを走るそうですヨ。

こちらはマーチスーパーシルエット1982年です。

マーチといえば、近藤真彦さんの「マッチのマーチ」で一躍人気となった車ですね!

コンパクトな1500CCのボディで160馬力ものポテンシャルを持つ迫力あるボディの車ですね。

 

ボンネットにはマッチこと「近藤真彦」さんのネームが入ってますね。

TOMICAのマークがひときわ目立っていたのが、スカイラインスーパーシルエットグループ5、年席は1982年です。

6代目スカイラインで、DOHCエンジンが8年ぶりに復活してレースに復帰を果たしたことで話題となりました。

1982年のスーパーシルエットレースで2勝、翌年には4勝を果たしています。

ひときわ大きなボディのバンは、ニッサン80型バンで、1937年の年式です。

三越百貨店が荷物を搬送するために使われていて、上皇后美智子様がお嫁入り道具を運ぶために使われた車だそうです。

年代物の車の前にある赤いオープンカーは、Be-1 横浜スタジアムリリーフカー、年式は1987年です。

K10型マーチをベースにしたパイクカーシリーズの第1弾とし発売されたましたが、当時はあまりの人気のために抽選販売を行ったそうです。

横浜ベイスターズの試合で、横浜スタジアムでリリーフカーとして活躍したオープンカーですね。

見学会ではBe-1似実際に座席に座って、写真撮影することができましたヨ。

なかなか可愛いデザインの車で、Be-1はコンパクトなサイズなので私も欲しいですね!

 

まとめてみれば

日産ヘリテージコレクションで自由時間1時間の見学時間では、すべての車を見るにはとても時間が足りないですね!

一緒に来た友人は前回来たことがあるのだそうですが、時間が足りなくて納得がいかなかったというので2度めの来館です(笑)

なんと、展示車両すべてをカメラに収めて帰ったものですから驚きましたね!

本当に車好きの方にとっては、昔乗っていた日産の懐かしい車がそろっているので存分に楽しめるのではないかと思います。

私の家でも日産サニーに乗っていた時期があるので、同じ車を見つけたときはとても懐かしかったです。

カーマニアの方にはオススメのスポットだと思いますヨ。

座間の事業所までわざわざ行かなくてもネットで展示車両を見ることができます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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2 COMMENTS

ちー

こんにちは。な・なんとこのようなものがあるのですね。しず様はどこへでも行かれてすごいですね。
その昔x2 我が家は日産社でした。今は別車ですが。
近藤真彦さんの件は有名というかそうなんだーと昔なりました。
日産かと(笑)
いつも素敵な興味深いレポをありがとうございます。

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kiyosuke

ちー様、こんにちは!コメントを頂きましてありがとうございました。
日産の工場は、通り道で見かける場所なのでわりと身近な存在でしたが、まさかこんなすごい博物館があることは知りませんでしたね。
名古屋のトヨタ自動車の博物館も見ごたえがあるそうなので、機会があればぜひ行ってみたいです♪
ちー様も、以前は日産の車に乗っておられましたか?
各メーカーの車は特色があるので、こだわる方はずっと同じメーカーの車に乗っていますよね^^;
私は走れるならどこでも構わないです(笑)

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