認知症の検査を病院で受けた!MRIの結果が出るまでの日数は?

認知症の疑いがある母を検査するために病院に行ってみました。

そこで、認知症の検査やMRI検査を受けてきたのですが、検査方法や費用について、また検査結果が出るまでの日数についてもまとめています。

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認知症の検査を病院で受けてきた!

最近私の母が物忘れが多くなってきたので、もしかしたら認知症ではないかと思うようになりました。

そこで、母が住んでいる地域の包括センターに連絡をして相談してみたところ、介護申請をしてみてはどうかと教えてもらいました。

介護申請をするのは市役所に行けばよいのですが、地域包括センターでも申請の代行をしてくれるそうです。

介護申請を行うときに、かかりつけ医の名前を書くところがあるので、いちど診察を受けるようにアドバイスをもらったのであります。

 

さて、それでは母を病院へ連れて行かないと行けないのですが、同説明すればよいか困ってしまいました。

正直に「認知症の検査を受けに病院へ行きませんか?」と言っても、

母は「そういうのは認知症になった人が行くものだ。」と聞く耳を持たないでしょうね。

 

そこで「介護申請を今元気なうちにしておけば、後々手続きがスムーズにできるから、病院へ行きませんか?」

と切り出せば、「そのうち行くから。」と言われてしまうでしょうか。

そうして数ヶ月経ったある日、母は家に置いてあった通帳やら保険証を一切なくしてしまったのですね。

 

母が言うには、誰かが家にあった通帳を盗んでいったと言っていたのですが、話を聞いてみると自分で隠してしまい、隠し場所を忘れてしまったというのですね!

その後、通帳関係の再発行するのが、結構たいへんでしたよ(汗)

郵便局の通帳を再発行するのに必要なものは?手数料や日数を知りたい!

 

通帳の後は保険証をなくしたり、泥棒に盗まれたと火災保険会社に連絡が入っていたりと、尋常ではない状態が続いたのでした…

そこで、通帳や保険証がなくなったので、一度先生に診てもらいましょうと母を説得したのであります。

本人も物忘れが増えたことを気にしていたので、ようやく重い腰を上げて近所のかかりつけ医に診てもらうことになったのですね!

 

母が住んでいる近くにある内科医院があるのですが、物忘れ外来も行っていて、地域包括センターの人からの勧めもあって診せに行ったのでした。

受付で介護申請を受けたいということを伝えて、診察を受けました。

先生は、これから長谷川式という認知症検査をするので30問質問をするから答えてもらうようにいいました。

母が受けた認知症検査は、どんな質問内容なのかというと・・・

 

「年齢は今いくつですか?」

「今日は何年何月何日ですか?」

「100から7を順番に引いてください。」

「今から5つの品物を見せるので、その後隠すから何があったのか答えてください。」

 

などという、簡単な質問内容でしたが、私も2つ間違ってました(爆)

検査の結果は、母は30問中21問正解でしたね。

いきなりテストというのも緊張してしまうから、誰だってうまくは答えられないですよね〜!?

先生が言うには、30問中20問以下は認知症の疑いがあるのだそうです。

 

こうして問診を受けた後に、その後血液検査を受けるように言われました。

また、脳の状態を機械で調べる検査を受ける必要があるのですが、病院には検査をする設備がないので提携している病院へ行って検査するように言われました。

脳の検査というのは、MRI検査といって磁石と電波を使って脳の断層画面を撮影することができるのですね。

後日母とMRI検査を受けに、市内にある病院へ検査を受けに行きましたよ。

認知症検査でMRIの方法や結果が出るまでの日数は?

以前母が台所の板の間で転んで手首を骨折したことがあるのですが、病院へ行くのは何年ぶりでしょうか?

以前行ったときとはすっかり病院の様相がかわってしまったので、親子でビビりながらMRI検査を受ける手続きを済ませました。

かかりつけ医でもらった紹介状と、再発行したばかりのホヤホヤの保険証を受付に出して、検査室へ向かいました。

検査を受ける前に問診票に記入するのですが、文字が小さくて見づらいというので私が代わりに書いてあげたのですが、母1人ではもう病院には行けないですね。

待合室で10分ほど待っていると、検査技師の男性がやってきて検査を受ける前に検査着に着替えるように言われました。

MRI検査を受けるためには指定の検査着に着替えるのですが、体操するジャージのような検査着が渡されたのでした。

その後、時計やネックレスなどの装飾品や入れ歯を外すように言われました。

また、MERI検査の場合タトゥーがあると反応してしまうので受けられないのだそうですね。

 

MRI検査室は重厚なドアがついている部屋で、レントゲン室みたいな感じですね。

検査室からは機械の音がするのですが、「スイッチョン、スイッチョン…」というような、規則的な機械音が聞こえてきました。

以前父が心臓の手術を受けるときにMRI検査をしたので一緒に付き添ったことがあるのですが、検査をするときは大きな音がするのだそうです。

また狭いドーナツのような機械の中に入るので、閉所恐怖症の人だと受けられないともいわれましたね。

その時は父はヘッドホンをして、機械の大音量が聞こえないようにして検査を受けたのですね。

 

母の場合は、MRI検査室に入ってから外にでてくるまでの所要時間は、およそ20分くらいでしょうか。

平気な顔をして検査室からでてきましたが、母が言うにはいろいろな機械音がするから楽しかったそうです(笑)

まあ母にとっては辛い検査ではなかったので、良しとしましょうか…

私達が受けた病院の検査は予約制になっているのか、待合室にも患者があまりいなくて、待たされることなくスムーズに検査を終えることができました。

 

MRI検査の費用ですが、母の場合は1割負担で合計額が2,630円ですね。

以前私が近所のかかりつけ医で胸部のMRI検査を受けたのですが、10,000円近く払ったので、病院によって費用は違うものなのですね。

母は頭部で、私の場合は胸部だったなので撮影する部位によっても違うのかもしれません。

自分の体の輪切り画像を見るのも、なかなか興味深いものですよ(笑)

 

私の場合は、診断結果は肺に影があると言われたのですね。

しかも、以前アスベストのあるところに住んでいましたか?と聞かれたことがありましたね。

アスベストというのは石綿といって、昔の建築物は天井の材料などにつかわれていて、健康を害する物質だと言われていましたが、私はアスベストのあるところには住んではいませんでしたからね。

翌年検査をしたら、肺の影がすっかり消えていたので、あれはいったいなんだったのだろうかと未だに謎なんです。

 

と、これはまったくの余談なのですが、MRI検査は台座の上に横になっていると、ドーナツ状の機械の中に体が入って、そこで体の断層写真を撮影するのですね。

私が以前に通っていたのは個人病院だったので、小さいタイプのMRIの機械が置いてあり、撮影中はかなりの大きな音がしてましたね。

肺の撮影だったので、撮影中は息を停めなければならなくて結構辛かったことを覚えています。

そのときに、狭いところに入って検査をするので、気持ちを落ち着かせる薬を飲んで受けることもできますよと言われたのですが、車の運転をしてきたのと、私は狭いところが大好きなので全く問題ありませんでしたね(笑)

 

病院の帰り道に検査のことを母に聞いてもよく思い出せていなかったのですが、MRI検査というのはおそらく私が受けたのと同じだと思います。

MRI検査を受けた後、検査の結果はかかりつけ医に送られるというので、12日後に結果を聞きに行くことになりましたよ。

 

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認知症の結果について

再び母と病院へ行って、検査の結果を聞くことができました。

診断の結果はアルツハイマー認知症の複合型だといいます。

MRI検査の結果ですが、脳の萎縮が全体的にみられるが、年齢相応だそうですね。

ただし、記憶を司る海馬(かいば)という箇所が痩せてきているので、新しいことが記憶できないのだと言われました。

認知症の診断というのは、脳の状態をみるのですが、萎縮してる部位によって診断名がおりるといいます。

脳の後ろの部位がいしゅくしていると「レビー小体型認知症」とかいってましたが、幻視がみえるなど症状があらわれるといいます。

母の場合は大脳の所々に白い線上の影がみえるのですが、大脳の血管にも問題がでているというので、「アルツハイマー認知症の複合型」だそうです。

前回受けた長谷川式の問診の結果からも、正常と認知症の境界線の間にいる状態だと言われました。

 

新しい記憶が覚えにくいのが現状ですが、アルツハイマーの認知症が進んでくると、食事や睡眠がとれなくなり、排泄のコントロールもできなくなってくると医師から言われました

また、血液検査をうけたのですが、脂質と糖質の数値が高くなっていて、食事はカロリー過多ではないかと指摘されました。

母が言うには食欲が無いからというのですが、以前のようにきちんと自炊して三食食べておらず、好きなときに好きなものを食べているようですね。

現在母は独居生活というのも問題があると医師に言われました。

将来は、有料老人ホームで面倒を見てもらわないといけなくなると言われました。

 

診察の結果、認知症の薬を服用するように医師から処方されました。

薬はドネベジルという錠剤で、最初は3mgを処方されたのですが、今回からは5mgに増えました。

薬代は、28日分で460円でした。

 

薬の服用は1日1回なのですが、薬を毎朝きちんと飲めていないので問題なのですね。

私も毎日は母の家には行かれないので、最近は薬を飲むように電話やメールで連絡をしています。

 

まとめてみると

母は一人暮らしをしているのですが、通帳をなくしてからというものの精神的に情緒不安定になり、心身の状態がよくないですね。

いままで健康だと思えていたのですが、私が母の状態を細かく観察していなかったところも悪いのですが、ここまで悪くなっていたとは驚きました。

1年前から認知症ではないか?と思い当たる節があったのですが、お年寄りの物忘れだろうと軽く見ていたのが良くなかったのかもしれませんね・・・

 

母は年齢の割には、ガラケーでメールを打てるので、日頃の用事のあるときは大体メールで連絡をもらっていますね。

以前は一週間に数回程度メールが届く程度でしたが、通帳をなくしてからというもの不安が募るのか1日になんと20回以上もメールを送ってくるようになりました。

ついに母のメールは迷惑メールのホルダーに入るようになってしまうほどです(爆)

携帯電話の操作や電子レンジなどは問題なく使えるのですが、新しいことを覚えられなくなっているので、早く介護認定を受けて対策をしていかないとかなりヤバイ感じがしてきましたね。

当人も自分の状態が思うようにならないので、かなり不安になっているようです。

 

私には兄がいるのですが、都内に住んでいるのでなかなか母の面倒をみることができないし、私がこれから母のサポートをしていかなければならないと、覚悟を決めるしかないですっ!

当面は薬と食事がキチンと取れているか、監視していかないといけないですね。

ようやく医師の診断がおりたので、次回は地域包括センターに行って母の介護認定の申請をしていこうと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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2 COMMENTS

ちー

こんにちは。お母様検査を受けられ結果が出たのですね。きちんと結果が出ればそれを受け入れてやっていくしかありませんね、しず様お疲れ様でした。そしてこれから色々あると思いますが、無理されませんように。
お母様メールができるなんてすごい!です。こちらは全くです(爆)母は携帯電話をかける事はできましたが
父はそれすらも。。要らないと言えばそうなのでここまで来たんですね。
使えると便利だと思いますが覚える気nothingです。
薬を服用すると進行速度を遅らせることができると聞いたことがありました。ご近所の方はその薬が合ったようで
認知症の症状が心配したほどは進まなかったようです。父も年相応な物忘れがあるので(本人も超自覚あり)これから先、気をつけないとな~とこちらの記事を読んで思いました。

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kiyosuke

ちー様、こんにちは!コメントを頂きましてありがとうございます!
母の場合は急に状態が悪くなったので、対応に追われてしまいましたので大変でしたね。
ちー様のおっしゃるとおり、無理のない程度で介護をしてみようと思います。どうもありがとうございます!
ご近所様のお話はとても参考になります、薬の効果を期待しながら環境をまず整えるところから始めていきます!
母も最近では料理をするので食材配達を取りたいと言っているので、良い兆候もあるみたいです。
そういえばあの方の主演ドラマが公開されるというので、楽しみがまた一つ増えましたね!

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