強風のために自宅の屋根がめくれてしまい、屋根の修理をしようとしたけれど火災保険が使えるのかどうか調べてみました。
火災保険の申請や手続きについて、実際に保険がもらえた金額はいくらだったのでしょうか?
そして、実際に行った屋根修理の方法や工事期間、保険金が下りる期間はどのくらいかかったのかまとめてみました。
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屋根の修理で火災保険を利用した!申請方法は?
ある日、近所の方から「お宅の屋根が、まくれてるよ。」教えてもらいました。
屋根の状態がどうなっているのかわからないので、家から離れて屋根を見てみたところ・・・
わが家の屋根は瓦屋根ではなくて、金属板を敷いた屋根ですが、その一部がめくれてしまっていることに気づきました。
それでは、いつから家の屋根がめくれてしまったのでしょうか?
屋根の上の状態なんて、普段生活していたら見えない場所にあるので気づかないですからね。
しかも、屋根の上のことなのではしごで登ってみなければ、状況が確認できないところが困りものです。
そもそも家には丈の長いはしごはないので、屋根の状態がどうなっているのか上がれないのです…。
「どうしたもんじゃろうのう…。」
はしごで登って、自力で屋根を直そうとしていた自分の浅はかさに気づいたのでした。
もしも途中で屋根から落ちてしまったら、それこど大変なことになるので、これはもはやプロに頼んだ方がいいですよね。
そこで家を建ててくれた大工さんに連絡しようとしたら、なんとその大工は高齢のため廃業してもう会社がありませんでした・・・。
仕方ないので、近隣の屋根の修理業者を探したところ、良さそうなところに連絡をして見ましたヨ。
後日屋根の修理屋さんに実際に屋根に登ってもらい、屋根の状況を確認してもらったのですね。
実際に屋根に登って写真を撮ってもらい、見せてもらった写真はこちらです↓
私の家は金属の板(銅板)を使っているのですが、屋根の一番上についている細長い鉄板の釘が抜けてはがれている状態です。
それでは一体どうすれば、屋根がめくれるようなことが起きるのでしょう?
屋根屋さんは、「通常に生活をしていて、屋根がめくれてしまうことはありえない。風雨にさらされて鉄板がめくれたのではないか。」
という見解でした。
屋根の修理で火災保険の金額はどのくらい出るの?
この状態では今後さらに屋根板がはがれたり、雨もりをするようになったら最悪なので屋根を直してもらうことにしました。
そこで、屋根の見積もりを出してもらい、修理を検討してみようと考えました。
私はせっかちな性分なので、屋根屋さんに工事代の概算を聞いてみました。
すると、銅板の材料費が高いので、修理費用はおよそ70万円位かかるというのです!?
ええ〜〜〜〜っ!??
屋根の修理方法について聞いてみたところ、屋根の一番上に乗っている板をすべて張り替えたほうが良いということですね。
状態を確認してもらったときに、鉄板に打ち付けている釘がところどころ抜けそうな箇所があったので、もしも台風や大風が吹いたときに板が剥がれてしまう可能性もあるそうです。
修理方法というのが、壊れた部分だけ取り替えるのではなくて、低い側から順番に細長い板をかぶせていくために、一箇所だけ取り替えるとしても、広い範囲を取り替える必要があるそうです。
本来ならば母屋のことを考えて、銅板で修理するのが本筋なのですけどね。
しかし、今住んでいる場所というのが区画整理に入っているので、将来移転をしなければならない状況下だったのですね。
そんな時に屋根の修理に高額な費用はかけたくないことを伝えたところ、銅板ではなくて鋼板を使うことで費用が抑えられるとアドバイスされました。
屋根に使うガルバリウム鋼板という屋根材は、一般に使われている素材だそうです。
色合いの種類も豊富で、艶ありや艶なしもあるというし、一番気になる耐久性も銅板と変わらないというので、見積もりをお願いしてみました。
そして、屋根屋さんから後日見積もりが来ました!
①銅板で屋根の修理をする方法
②銅板で屋根の一部を修理する方法
③ガルバリウム鋼板で屋根の修理をする方法
ということで金額は、①68万円、②38万円、③27万円かかるそうですw
「う〜ん、それでも高いな。」
そういえば、昨年火災保険を更新したときに、うろ覚えの記憶をたどったところ、風災被害の保険に入っていることを思い出しました。
私が入っている火災保険というのは火事を起こした場合だけでなく、台風や大雨などによる風災被害も保証される保険だったのですね。
さらに、自宅に空き巣に入られた場合も、ドアや窓ガラスが壊された場合や、現金が取られた場合も限度はあるのですが保障されるのですね!
これはもしかしたら屋根の修理は、火災保険が使えるかもしれないですね!
火災保険の申請方法や必要な書類は?
早速火災保険の担当者に訪ねたところ、火災保険が風災被害も対応できるというので、保険申請をするので必要な書類を揃えてもらうように教わりました。
①屋根を修理する見積書
②屋根の破損した箇所の写真
③屋根がはがれた日時を申請するので、日にちを教えて欲しい。
資料がそろったので、火災保険の申請に担当者に会いに行きました。
担当者は、保険の申請をしてもすべての金額がもらえる保険ではないので、契約の状況で割合が決められているタイプだと説明されました。
保険申請をしても、全額もらえる保険ではなかったのです。
そこで、②銅板で屋根の一部を修理する方法の見積書を出して、保険金は③のガルバリウム鋼板代はまかなえるのでなないかということなので、とりあえず申請をしてもらいました。
ちなみに、私が入っている火災保険は、農協の建物更生共済「むてき」といいます。
掛け金は掛け捨てでなくて、共済期間を終えるといくらか掛け金が戻ってくる保険ですね。
火災保険の保証書をみると、自然災害共済金という項目がありました♪
保証期間中に火災保険の申請をしても、掛け金が自動車保険のように金額が上がることはないので気兼ねなく使うことができます。
火災保険の申請書はほとんど担当者の方に書いてもらったので、私は署名と捺印をするくらいだったので大変ではありませんでした(汗)
火災保険の申請が下りた期間はどのくらい?
屋根の修理の件で火災保険の申請をしてから、8日後に火災保険の担当者から連絡をもらいました。
私の家の屋根の修理は火災保険が使えることになったので、もう屋根の修理をしても良いと言われたのですね。
火災保険の申請では銅板で一部を修理するという方法で申請しているのですが、担当者に聞いたところガルバリウム鋼板で修理をしても良いということですね。
さっそくその旨を屋根の業者に伝えて、工事を依頼したところでようやく安心しました。
屋根の一部がはがれているので、天候の悪い日は強い風が吹くたびに上から「バタバタ」という音がなるものだから、不安で仕方がありませんでしたね。
しかし、雨漏りの心配はないというのが幸いでしたが、台風が発生する時期なので修理が終わるまでは心配は付きませんでしたね。
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屋根の修理方法や工事期間はどのくらい?
屋根の工事の日程がようやく決まり、工事をしてもらいましたね。
私の家の場合だと、工事のための足場を組む必要がないので、費用が安く抑えられたのですね。
はしご一本で、屋根の上を何度も上り下りするのは大変だと思いますよ。
ガルバリウム鋼板を選ぶときに、銅板にろくしょう(緑青)がわいており薄緑色化していたので、比較的近い色を選びましたよ。
本来銅板の屋根に鋼板で修理することはないのですが、将来移転することを考えれば費用は抑えたいというのが本音です。
真夏の炎天下に屋根に上で作業をするのは酷だと思いますが、工事の日はまた暑い日でしたね…
屋根の板を剥がすためにガンガン音がなったり、ホコリだらけの屋根の上をブロイラーでふいていましたね。
当初工事期間は2日かかるということでしたが、わずか1日で終わってしまったので驚きましたね!
さすが匠の技ですね!手際の良い仕事ぶりでお見事でした。
そういえば、毎晩のように窓ガラスにへばりついていたヤモリ君ですが、工事の日から姿を消してしまいました(笑)
ヤモリが住み着くくらいの築40年の古い家ですが、屋根だけ立派になってしまったので不自然なくらいですね(笑)
屋根の修理で火災保険が下りる期間はどのくらい?
無事に屋根の修理がおわって、その後台風に見舞われる日もありましたが、頑丈に補修された屋根はびくともしませんでしたね。
屋根の工事をしてもらうのは大変でしたが、安心という代償には変えられませんね。
後日屋根の修理代を振り込みに行ったときに、ちょうと火災保険の支払の手続きもあるというので担当者に会いに行きました。
実際に火災保険が支払えることになったのですが、金額はおよそ21万円でした。
火災保険を申請してからおよそ40日後に、保険金が私の口座に振り込まれるのだそうです(泣)
工事費用としては、保険金だけでは足りないという結果になったのですね。
当初の予想ではもう少し金額が上乗せされると思っていたのですが、屋根の工事の「屋根の解体処理代」は保険の対象にはならないそうです。
本来私が入っている火災保険では、共済金額の上限から何割しか出ない種類だったのですね。
次回屋根が壊れる事も考えられるので、上限限度全額出る火災保険に変えてもらいました。
「むてきプラス」といって、実損てん補といって、葛西誕祭金額を上限として、侵害の額を共済金として支払ってもらえる保障が付きます。
私が支払う保険もそれほど変わらないというので、かんたんな書類を書いて、次回からは全額出る火災保険に変更したのですね。
万が一に備えての保険なので、被害はこうむりたくはないですからね。
まとめてみると
まさか住んでいる屋根が壊れるとは思いませんでした・・・。
最近は異常気象が続いて、台風の襲来や豪雨が降ることに備えて風災被害にこたえる火災保険は入っておいたほうがいいです。
入るのならば、全額保障を出してくれるタイプの火災保険にですよね(笑)
今回の屋根の修理で、多少自腹を切ることになったので、しばらく節約生活に追われてしまいます。
でも10月の消費税が上がれば、修理代金はもっと上がるだろうからその前に工事を終えることができたので多少は得をしたと覆えばいいかなと思う今日このごろであります(汗)
実際に被害に合わないと気づかなかったのですが、火災保険を見直せたので高い勉強代だと思うことにしました(笑)
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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こんにちは。屋根大変でしたね、見積もり金額を聞いて驚きました。
高いですね~ 大工さんが仰っていましたが屋根も大屋根と小屋根があると。大屋根はまさに
母屋(本体)にある屋根で上るのも大変なので高くつくと。
そして保険のむてき これ加入してます(爆)親が入っていたのですが、数か月前更新のため
払込みしました。何かあればちゃんと担当者に聞いて保険をおろしてもらわないとです。
しず様の家の屋根が増税前に修理出来て何よりでしたね。とても勉強になるレポをありがとうございました。
ちー様、こんにちは!コメントを頂きましてありがとうございます!
屋根の修理をすると高くついてしまうのですね。
私も、「むてき」に入っていたので良かったです(汗)
もしも、全部ふきかえをしたら乗用車一台は買えるくらい高額になると思います。
「大屋根と小屋根」というは知らなかったので、ありがとうございます^^
うちは平屋なので足場を組まないので、屋根や外壁塗のときも助かりました(汗)
家を持っていると後々メンテナンスが必要になるので、もしもの場合に備えて火災保険はしっかり見ておくことが大事ですね!
「いざ!」という事態にならないと気づかなかったので、いい勉強になりました(笑)